内田康哉、明治・大正・昭和の三代のすべての御世において外務大臣を務めた唯一の外交官である。この人物、あまりにも無能なのである。満洲事変期の外交交渉過程を見ていると、なぜかリットン調査団にまちぼうけをさせて真意を疑わせてみたり、などの無意味な所業が多く、後に「馬鹿八」と自他共に認められる有田八郎次官(回顧録の名称が『馬鹿八と人は言う』である。本当に馬鹿だったのである。)があきれて収拾に駆けずり回るという、目も当てられない惨状なのである。
もはや日本の大学は大学ではない
インターネットの普及により、情報化社会と言われるようになった。では、人間はそれほど賢くなったのであろうか。例えば、紙とインターネットとどちらが人類にとって大きな発明であろうか。インターネットを検索すれば、どこかに答えがあるのであろうか。その答えが正しいと、どうすれば判断できるのであろうか。